Black Jack(ブラックジャック)の勝率を格段に高める有力な攻略法「Basic Strategy(ベーシックストラテジー)」。ブラックジャックをプレイする際はベーシックストラテジーを使いながら利益を高めていきましょう。
この記事では、ブラックジャックの基本戦略で知られる「Basic Strategy(ベーシックストラテジー)」の使い方について解説します。ブラックジャック初心者や未経験者の方はもちろん、経験者の方もぜひ使ってみてくださいね。
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ベーシックストラテジーの使い方
ベーシックストラテジーとは、Player(プレイヤー)とDealer(ディーラー)に配られるカードから最善の選択を導き出す手法です。たとえば、プレイヤーが合計数「12」の場合でディーラーのアップカード(表向きのカード)が「2」だった場合、プレイヤーはHit(ヒット)の選択を行うことが適切です。このようにベーシックストラテジーではプレイヤーが取るべき最善の選択が決められています。
とはいうものの、カードが無数にある状態で数百通りの答えを全て暗記することはなかなか難しいですよね。
そこで必要となるのが、ベーシックストラテジーチャート(表)です。ベーシックストラテジーチャートとは簡単に説明すると、プレイヤーとディーラーに配られたカードから最善の選択のみを記した表です。以下、シングルデッキのブラックジャック用に編みだされたベーシックストラテジーチャートです。
【用語解説】
- ハードハンド:A を含まない手札
- ソフトハンド:A を含む手札
- H=Hit(ヒット):デッキからカードを1枚追加する
- S=Stand(スタンド):カードを引かずにそのままの合計数で勝負する
- D=Double Down(ダブルダウン):賭け金を2倍にしてカードを1枚追加する。ただし、Double Down 不可のゲームではHit する。
- D=Double Down(ダブルダウン):賭け金を2倍にしてカードを1枚追加する。ただし、Double Down 不可のゲームではStand する。
- R=Surrender(サレンダー):ゲームを降りる(負けを認める)
- P=Split(スプリット):最初の2枚のカードが同一カードであった場合、2ヵ所に分割してゲームを行う
- P=Split(スプリット):最初の2枚のカードが同一カードであった場合、2ヵ所に分割してゲームを行う。ただし、Double Down が不可能なゲームではHit する。
チャート(表)の縦列(プレイヤー側の手札)と横列(ディーラーのアップカード)を見比べて、チャートに従ってブラックジャックを進めることで利益や勝率を高めることができます。
例1)プレイヤー「ハードハンド12」ディーラー「10」
プレイヤーに配られた2枚のカードがハードハンド「12」、ディーラーのアップカード(表向きのカード)が「10」だった場合は以下のようにチャート通り『Hit(ヒット)』の選択を行いカードを1枚追加します。
例2)プレイヤー「ソフトハンド(A・8)」ディーラー「3」
プレイヤーに配られた2枚のカードがソフトハンド「A」「8」、ディーラーのアップカード(表向きのカード)が「3」だった場合は以下のようにチャート通り『Stand(スタンド)』の選択を行います。
例3)プレイヤー「Q・Q」ディーラー「2」
プレイヤーに配られた2枚のカードがスプリット可能な「Q」「Q」、ディーラーのアップカード(表向きのカード)が「2」だった場合は以下のようにチャート通り『Stand(スタンド)』の選択を行います。
ブラックジャック基本戦略「ベーシックストラテジー」の使い方|まとめ
今回は、Black Jack(ブラックジャック)の基本戦略「Basic Strategy(ベーシックストラテジー)」の使い方について解説しました。カードが配られるパターンごとに全ての選択を暗記するのは至難の業でしょう。しかしベーシックストラテジーチャート(表)を使うことで瞬時に最善の選択を知ることができます。表をお手元にブラックジャックをプレイしてみてくださいね。