Black Jack(ブラックジャック)の基本戦略で知られる「Basic Strategy(ベーシックストラテジー)」。ベーシックストラテジーチャート(表)通りにゲームを進行させることで勝率や利益率を高めることができますが、習得するからにはベーシックストラテジーをうまく使いこなすことを考えてみましょう。
この記事では、ブラックジャックの基本戦略「ベーシックストラテジー」を上手く使いこなすための秘訣をお伝えします。
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ブラックジャックのベーシックストラテジーを使いこなす秘訣
それでは早速、Black Jack(ブラックジャック)で「ベーシックストラテジー」を使いこなすための秘訣を3つご紹介します。
1. カードは全て「10」で予測する
Black Jack(ブラックジャック)のゲームにおいて、ディーラーの伏せカードやディーラーとプレイヤーに配られる全てのカードは「10」のカードであると予測しましょう。
ブラックジャックのゲームには、ジョーカーを除いた52枚のトランプカードで構成されたデッキが使用されます。使われるデッキ数はテーブルによって異なり1デッキ~最大8デッキを使ってゲームが行われます。
1デッキの中に入っているカードは、『11または1』で計算する「A」のカードが4枚、『10』で計算する「10」「J」「Q」「K」のカードが各4枚の計16枚、『それぞれの数』で計算する「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」のカードが各4枚です。
使われるデッキ数 | 使われるカードの枚数 | 「10」で計算されるカードの枚数 |
1デッキ | 52枚 | 16枚 |
6デッキ | 312枚 | 96枚 |
8デッキ | 416枚 | 128枚 |
枚数を見ていただくと分かる通り、ブラックジャックでは「10」として計算されるカードがデッキ内に非常に多く含まれるため、「10」のカードをとても引きやすいのです。
2. シングルデッキのブラックジャックを選ぶ
前述したように、Black Jack(ブラックジャック)はジョーカーを除いた52枚のトランプカードを1デッキとして考え、ゲームには最大で8デッキ使われます。デッキが多ければ多いほど使われるカードの枚数も多くなるため、ストラテジーが上手く成功しない可能性があります。
また、当サイトでご紹介しているベーシックストラテジーはシングルデッキ(1デッキ)のブラックジャック用に戦略が練られたものとなりますので、やはりシングルデッキのブラックジャックに使用するのがベストでしょう。
3. カードの強さは数値の大きさだけではないことを理解する
Black Jack(ブラックジャック)は合計数を「21」に近づけることを目的としたゲームです。この一点のみを見ると「21」に近ければ近いほど強いことを意味しますが、決してそうではないことを覚えておきましょう。たとえば、以下の2人のプレイヤーの手をご覧ください。
【画像 1】Example 1
Player A に配られたカードは「5」「6」の合計数『11』、Player B に配られたカードは「J」「7」の合計数『17』。このままの合計数で強さを判断するのであれば、合計数の低いPlayer A よりも合計数の高いPlayer B の方が強さは上です。
しかし、カードをHit(ヒット)した場合はどうでしょう?デッキの中に「10」のカードが多く含まれていることから、Player A はカードを追加し合計数『21』にすることも不可能ではないでしょう。対してPlayer B は「A」「2」「3」「4」以外のカードを引いてしまったらBust(バースト)となります。
ブラックジャックは合計数を「21」に近づけるゲームですが、「21」を超えてしまえば即アウトのゲームなのです。強さは決して数の大きさだけではないことを理解しておきましょう。
ブラックジャックのベーシックストラテジーを使いこなす秘訣|まとめ
今回は、Black Jack(ブラックジャック)の基本戦略「Basic Strategy(ベーシックストラテジー)」を使いこなす秘訣をお伝えしました。ブラックジャックを知ることはベーシックストラテジーの成功にも繋がりますので、ここでご紹介したことはしっかりと頭に入れておきましょう。